【新唐人2013年06月28日付ニュース】中国大陸と台湾の間で6月21日に締結された“サービス貿易自由化協定”は、ウェディング業界にも影を落とす恐れがあります。中国大陸と違って、台湾のウェディング業界は中小企業がほとんどで、大陸企業の台湾進出によって生存空間が狭まることを危惧しています。
ウェディングドレス展示会では、ウェディング業者各社が、お得なパッケージなどで結婚予定のカップルを引き寄せています。
一方、今回締結された“サービス貿易自由化協定”によって、ウェディング市場も開放される事になり、台湾の業者は懸念を示します。
台南撮影商業組合 邱錫訓理事長
「台湾のウェディング産業は中小企業がほとんどで、大陸はほとんどが大型のグループ企業です。これらグループ企業に台湾市場を開放したら、我々中小企業の生存空間が影響を受ける事になります」
ウェディング業者 王賛中さん
「我々の意見を尊重せず、急いで大陸と調印した事は我々の産業に大きなダメージを与えると思います」
業界の生存環境を守るため、台湾全土のウェディング業者は集結して、政府に抗議に行く予定だそうです。
台南撮影商業組合 邱錫訓理事長
「台湾ではウェディング産業は元々力が弱く、皆 経営に苦労しています。サービス貿易を開放したら、店や従業員の生存が影響を受けることになるので、抗議に行くことにしました」
また、中台間のサービス貿易協定の締結後、政府は地元産業を保護する為の補助的な措置を取るべきだと訴えています。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2013/06/24/a919773.html (中国語)
(翻訳/杜 ナレーター/村上 映像編集/工)





















